東雲キャナルコート なんとも魅力のあるネーミングです。はじめてこの名を聞いたのはいつのことか思い出せませんが、このネーミングが東雲をいつかは見に行きたいエリアにしたといっても過言ではありませんでした。

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この写真から、東雲は普通の日本の集合住宅の景観ではなさそうだという期待を持ちました。それと、この街路は車道だとばかり思っていました。何となく車の持つスピード感が、この街区には相応しい印象を持ったわけです。しかし、現実には中央ゾーンを貫く街路は歩行者と自転車のみ通行可能で、車は入れません。

さて、この街路の豊洲側の導入部は、緩やかに曲がりながら坂道になっており、先を見渡すことが出来ない仕掛けです。これから現れる光景がどう展開するのか期待が高まり、自ずと足はキャナルコート中央ゾーンへと引き寄せられます。素晴らしい演出です。

この通りに面しては多様なお店、習い事教室、芝生広場、休憩コーナーが設けられ、住棟の玄関が巧みに組み込まれています。また、各住棟の設計にあたっては、起用された著名建築家6組が、それぞれに個性を競いながら、この中央ゾーンのデザインレベルを密度高いものにしています。

極めて快適で、心地よい空間と時間の流れがここにあります。この中央ゾーンは、誰もが散策を楽しむことが出来る、公園のような領域なのです。

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東雲キャナルコート航空写真
東雲キャナルコート航空写真

この写真では、アップルタワー、キャナルファーストタワーが工事中ですから、撮られた時期は1年以上前かもしれません。

航空写真から分かるように、東雲キャナルコートの開発エリアはさほど大規模なものではありません。高密度に住棟が配置されています。それでありながら、中央ゾーンの内側、住棟に囲われたこの計画の目玉とも言える街路状の空間は十分な広さです。そのしわ寄せは、とりわけ中央ゾーンの四周に取り付けられた歩道に及んでいました。巾が2メートル程度と狭いのです。建物配置も道路境界からさほど引いていませんから、長く細い歩道は歩きにくく退屈でした。中央ゾーンの周囲にイオンのSC、タワーマンションを配置させているわけですから、もう少し周囲の歩道巾を広くしてもよかったように感じました。




  
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